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中古のトヨタ・プリウス(30系)が中古の狙い目|特徴を徹底解説

2018年8月27日

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30プリウスの特徴・特色・新技術

現行50系プリウスの登場のより型落ちとなった30系プリウスですが、それまでのプリウスに比べ性能を向上させました。

これまでのスタイルを引き継ぎながらも、20系プリウスで問題だったバッテリー寿命を大きく改善したことで信頼性が格段に向上し車自体の寿命が大きく伸びた事が一番の特徴です。

30系プリウスは商業的にもヒットしたこともあって現在でも、街を走っている姿をよく見かけるほどです。

初代からずっとハイブリッドカーの代名詞ともいえる存在であり続けました。

現在ではハイブリッドカーは日常生活に溶け込み、各メーカーから発売されており、かつてのような孤高の存在ではなくなっていますが、多様化するハイブリッドを意識して進化した30系の魅力は現在でも衰えていません。

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完成度の上がったハイブリッドシステム

30系プリウスの売りは何よりもハイブリッドシステムの熟成がようやく、一般ユーザーの求める水準に達したことにあるでしょう。

トヨタもプリウス以外にも多くのハイブリッドカーを展開するようになりましたが、基本システムはこの30系のものがベースとなる事で高い信頼性を誇るようになりました。

現在のトヨタの技術の標準を30系によって確立させたと言えます。

バッテリー寿命も、20万kmの走行を経てその間放電と充電を繰り返して使い続けても問題ない寿命を実現できたことで、突如訪れるバッテリーの寿命と多額のバッテリー交換費用負担の恐怖からユーザーを解放し現在の信頼性を勝ち取ることとなりました。

これにより中古で購入する車種として選択肢の中入れられるようになりました。

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パワーと世界トップクラスの省燃費の両立

ハイブリッドカーどれも確かに低燃費です。

しかし燃費だけが車のすべてではなく、より快適に乗れる車本来の性能に磨きをかけなくてはなりません。

トヨタはそれをモータースポーツを舞台として技術開発を推し進め、市販車が街乗りもロングドライブも快適な低速トルクと高速域でのスムーズなフィーリングにフィードバックしています。

モーターの特性が、低速域でのスムーズな加速をするために排気量の大きいエンジンを用いなくても十分なトルクを持っています。

エンジンはそれほどハイパワーとは言えない者のモーターのサポートを想定することで高速域・高回転を想定した出力特性とすることでカタログスペックからは想像できないパワー感と高速道路でのクルーズ性能を獲得できました。

強力なライバル出現による戦略的安価

前述したように現在ではハイブリッドカーが一般化しており、プリウスがそれまで持っていたハイブリッドシステムによる孤高のエコカーというイメージは無くなっています。

ハイブリッドカーの多様化とより独自性を求められるエコカー同士の性能競争に打ち勝つ使命を課せられたのもこの30系でした。

特に初代プリウスの頃から対抗馬としてインサイトを送り出してきたホンダの攻勢は凄まじくフィットハイブリッドを主軸に価格面で優位に立ちシェアを急速に伸ばしました。

20系プリウスは当時最新技術を投入したこともあり販売価格が高く、2代目インサイトから始まったハイブリッドの価格競争に対抗する為30系は最低価格205万円のグレードを用意した事が商業的成功の一因となりました。

この価格設定が中古価格のベースとして反映されているため、現在ホットな中古モデルであると30系プリウスの人気が高まる結果につながっています。

停電時の非常時電源にも途中から対応

プリウスのさらに次世代を担うシステムとしてプラグインハイブリッド化を推し進めたのも30系でした。

EV(電気自動車)時代を視野に入れて、平常時でもモーターのみで日常走行が可能になるなどEV車の色がより濃くなったモデルがうまれ販売が始まりました。

2011年3月に東日本大震災が発生し、日本全体で防災の機運が高まりより防災を念頭においたインフラ開発や製品開発が進みました。

そんな中で大型である程度の電力を蓄える事ができるバッテリーを備えるEV車やハイブリッドカーに停電時の非常電源としての機能が期待されるようになりました。

プリウスもこれに応えオプションながら100V・1500WのAC電源を備えるようになり、現在は更なる進化を遂げており次世代の車であると期待されています。

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環境に優しい車・優れた静粛性

プリウスはハイブリッド車の頂点にある車で、現在世界で販売されるハイブリッドモデルの中で低燃費性能トップに君臨します。

ハイブリッドの中にはマイルドハイブリッドやサポートハイブリッドなどもありますが、プリウス同等の低燃費性能を発揮するわけではありません。

低負荷域でEV走行とするため、スタート時と安定走行時の低負荷域ではEVモードとなるため、低燃費性能と共に優れた静粛性を発揮します。

静粛性の高さから、人との接触事故を避けるために、周囲の人への注意を促すための車両接近通報装置が搭載され、20km未満程度の走行で、モスキート音のような音が出ます。

これはハイブリッド車に搭載が義務化されたものでプリウスのバンパー内部のスピーカーより音が出ています。

安心の耐久性

プリウスは1997年のデビューから21年が経過して、4台のモデルを排出していますが、当初は充電能力の耐久性が現在より低かったのですが、現在ではバッテリーの保証が10年或いは10万キロとしています。

初代プリウスで現在でも走行している車両があり、10万キロ超過でも充電能力が衰えていない車両もあります。

3代目モデルまでで、すでに20万キロ超過という車両もありますが、現在のところ一般的な使用でバッテリーの著しい劣化の報告はほとんどありません。

損傷の大きな事故以外で、バッテリートラブルが少ないため、メンテナンス次第で耐久性が保てます。

海外市場に流通する3代目モデルまでのプリウス中古車では30万キロ超過というものもあり、安心の耐久性が備わっていると考えて良いでしょう。

30プリウスでも世界初採用が多数

モデル3代目となる30系プリウスは、エンジンを1,500ccら1,800ccにアップサイジングされ、可変バルブを採用したことで燃費性能を向上させ、小型化されたモーターが軽量化を実現しながらトルクアップし、坂道や高速走行時の加速する時のパワーを補っています。

バッテリーの自然放電を抑制し、電力供給装置の電子制御機能が改良されています。

2011年に東北地方で発生した東日本大震災後は、100V電源の使用可能な車載コンセントをオプション搭載できるようになりました。

スマートリモコンにより、車の外からエアコンを操作が可能な「リモートエアコンシステム」は30系プリウスが世界初の採用となりました。

エアロダイナミクスを考慮して流線型のデザインも燃費を向上させる工夫がされています。

当時の世界最高水準30プリウスの燃費

4代目モデルがデビューした2015年末まで発売していた3代目モデル30系プリウスは当時、世界最高の低燃費性能を発揮し、通常グレードで30m/L (JC08モード)、実走18km~20km程度となります。

現行モデルで37km/Lとさらに向上していますが、3代目の時点では32km/Lは当時世界最高の燃費性能であったことは間違いありません。

同一の時代に生産されたハイブリッド車はプリウスのPHVモデルで32km/Lと若干燃費が良いものの、他社のハイブリッドモデルでは、プリウスを超える燃費性能を発揮するものではありません。

空力抵抗や車両重量、バッテリー容量など総合的なバランスが整ったモデルがトヨタ・プリウスです。

新(50系)旧(30系)スペック比較

新旧の50系と30系プリウスの比較をしてみると大きな違いは安全性能、燃費性能の向上とフォルムにあります。

外観はややおとなしめのヘッドライトが大きくフェイスリフトされ、フロントバンパーに組み込まれたデザインに変更し、リアコンビネーションランプも特徴的なデザインに変更されています。

エンジンの馬力は50系98馬力、30系で99馬力、最大トルク21.1kgmの30系に対し、50系は16.6kgmと若干低出力と言えますが、それを補うのがエンジンの熱効率が大幅に向上したことです。

30系に比べて40%以上熱効率が向上したこととモーターの回転を伝えるリダクションギアの効率化も低燃費性能を引き出すことに寄与しています。

自動ブレーキや車線逸脱警報、高速道路での前方車両追尾システムなど新型機能が採用されています。

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