色々あるけど、プリウスって何人乗りなの?
プリウスが何人乗りかという観点から見れば、実にたくさんの選び方があることに気がつきます。
一般的なプリウスやプリウスα、PHVまで選択肢はたくさんあります。
プリウスは大きく分ければ、4人乗りと5人乗り、7人乗りが存在します。同じクラスでも5人乗りと7人乗りが両方存在する車種もあり、選ぶ楽しみは広がります。
選んだプリウスに何人乗れるかとともに大切なのは、それぞれのスペースに余裕があるか否かなど、居室の広さです。
同じ5人乗りでも足元や頭の上の空間に余裕があるのとないのとでは、快適さは大きく異なります。
それらをも考えた上で選ぶことが重要です。
主に3モデルからなるプリウスをそれぞれの特徴等と比較しながら、乗車定員を見ていきます。
モデルによって異なる
トヨタのプリウスが発売されてからかなりの期間が経過しました。
もともとはセダンタイプしかなかったプリウスですが、現在では様々なモデルが存在しています。
相変わらずの高い人気を誇るこの車種で多くの人にとって気になるのがプリウスに何人乗れるかという乗車定員です。
ライフスタイルによって車に乗る人数は大きく違います。
主に1人から2人というユーザーもあれば、6人以上ファミリーで頻繁に乗る人たちもいます。
安易に多人数が乗れると考えて選んでしまい、後々後悔をする人がいます。
また、必要のない乗車定員のプリウスを選んでも、オーバースペックとなり無駄が増えてしまいます。
それぞれに合わせた乗車定員を知っておけば、プリウスを選ぶときに役に立ちます。
プリウスのPHVは何人乗り?
プリウスPHVは、ハイブリッドよりもさらに燃費の向上を目指した特別なモデルです。
このモデルの乗車定員には特に注意が必要です。
乗用車のスタンダードである5人乗りを想像しがちですが、プリウスPHVは4人乗りのモデルです。
あまり考えずにこの車種を選んで、4人しか乗ることができないと後から知るのは避けなければいけません。
乗車定員よりも燃費向上などのプライオリティーを高めてあるため、もともとコンセプトで決まっていました。
今後5人乗りタイプが発売される可能性は否定できませんが、現行では4人乗車定員があれば十分という人向きです。
ただ、もともと4座しか設けていないため、リアシートはとても余裕があり快適です。
センターコンソールも使い勝手が良く、ラグジュアリーな空間が好評です。
普通のプリウスは何人乗り?
普通のプリウスは5人乗りです。こちらは発売当初から5人をキープしています。
5人乗りの固定で、後部座席にも広く感じさせるくるが多数あります。
もともと3ナンバーの車幅なので、横のスペースは余裕があります。
流線形のボディーでも後部座席の頭上の空間を取れるように工夫が施されています。
プリウスのタクシーに乗ってみるとよくわかりますが、3人乗っても狭いとは感じない人が多いです。
形から社内を狭いと想像する人はたくさんいますが、中に乗ってみると意外な広さがあります。
長時間のドライブにも耐えうる広さです。
普段は1人から4人乗りのことが多く、たまにゲストを含めて5人が乗車するという人にもおすすめです。余裕があるためストレスを感じさせません。
普通のプリウスは、5人乗って大丈夫でしょうか?狭くないでしょうか?
現行型のプリウスは4代目となります。
2015年に販売が開始された通常モデルと2017年に追加されたプラグインハイブリッドモデル、先代である3代目をベースにして開発されたプリウスアルファがあり、最も販売台数が多いのは、ノーマルな5ドアのモデルです。
前席は2人、後席が3人という一般的なレイアウトで、車検証上の乗車定員も5名となっています。
4代目のプリウスはこれまでのモデルの中で最も大きく、全幅や全長にも余裕がありますので、大人5人の乗車には特に問題点はありません。
もちろんミニバンのような広々感ではなく、あくまでも普通に乗車することが可能であるというレベルです。
軽自動車やコンパクトカーと比較すると、その広さには十分に納得できるでしょう。
プリウスC-HRは何人乗り?
プリウスを名乗ったSUVは現在発売されていませんが、車体のベースや発売時期からC-HRが実質的なプリウスのSUVバージョンであると考えて良いでしょう。
2016年に発売が開始され、先進的なデザインで人気を博しているモデルです。
ベースとなっているプリウスよりも車高が高く、前部座席は余裕のある作りとなっています。
車検証上の乗車定員はベースのプリウスと同じ5人ですが、後席が比較的狭いという特徴があります。
これはクーペルックを実現するスタイル有線のデザインとなっているためで、大柄な人が後部座席に3人がけとなった場合には、やや窮屈となる可能性があります。
もちろん子どもや小柄な女性であれば後席でも十分に快適です。
プリウスαは何人乗り?
プリウスのワゴンタイプとして満を持して登場したプリウスαは、発売当初から大変な人気を誇ります。
もともとセダンタイプしかなかったので、荷室の広さや3列シートへの期待はとても高かったです。
プリウスαには、5人乗りタイプと7人乗りタイプが存在します。
5人乗りタイプは乗車定員が5人の固定で、後ろに広く荷室を設けてあります。6人以上乗ることがない人におすすめのモデルです。
7人乗りモデルは3列シートを採用しており、運転席と助手席に加え2列目に3人、3列目に2人の最大7人乗ることが可能です。2列目はもちろん、3列目も割とゆったり乗ることができるのが特徴です。
日本人の平均身長も170センチの人が2人乗っても、窮屈さを感じさせません。
プリウスαは何人乗りまである?
プリウスアルファは、3代目のプリウスをベースとして広さを実現したモデルです。
3代目の5ドアモデルよりも内装の高級感を高めたプレミアム性もあり、販売価格が比較的手頃であることから人気モデルとなりました。
5ドアモデルが4代目に移行したあとも、マイナーチェンジを行い併売が続いています。
グレード展開は5人乗りと7人乗りとなっていますので、利用目的に応じて選ぶことができます。
5人乗りの場合は車両後部が広大なラゲッジスペースとなり、7人乗りは3列シートで2人・3人・2人という乗車が可能なレイアウトとなっています。
ヒンジドアタイプのワゴンボディで7人乗りを実現しているタイプは数少ないため、根強い人気があります。
新型プリウスα5人乗りと7人乗りの室内空間の違い
プリウスアルファの乗車定員による室内空間は、シートアレンジの方法が大きく異なります。
5人乗りの場合にはラゲージ容量が535リットルと圧倒的に広い空間を実現していますので、大きな荷物をたくさん運ぶことに適した作りとなっています。
また2列目も倒したフルラゲージモードとするとさらに大きな1,070リットルの空間となります。
7人乗りは、大人7人が快適に乗車できるスペースが確保できています。シアターレイアウトという3列目のシートのヒップポイントを高くすることで、開放感を確保しています。
3列目を使用しない場合にはフラットに倒しておくこともできます。そのために普段は5人乗りとラゲージルームを確保するという使い方も可能です。
プリウスは何人乗りでもカッコイイ
プリウスシリーズのデザインは先進的で、通常モデルは近未来感のあふれるシャープなデザインが魅力です。
プラグインハイブリッドモデルは、よりスタイリッシュで高級感があり、3代目ベースのプリウスアルファもマイナーチェンジによって近年のトヨタ車に共通する精悍さを取り入れています。
通常モデルは5人乗り、プラグインハイブリッドモデルは4人乗り、プリウスアルファは5人乗りと7人乗りから選べるという事になっていますが、共通しているのはどのモデルでも先進のデザイントレンドが取り入れられた格好良さが魅力的であることです。
デザインの良さだけでなく、実用的な使い勝手なども抜群ですので、幅広い人々から大きな支持を集めています。