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プリウス30系は前期と後期どっちが人気?|違いからみる人気

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フロントデザインの違い

プリウスはトヨタが販売している大人気のハイブリッド・カーの名称で、30系はその三代目に当たります。

そのプリウス30系には前期モデルと後期モデルの二種類があって、大きくはないものの色々な点で違いがあります。

その例としてまず挙げられるのがフロントデザインの違いです。

一見しただけでは、それほど違いがあるようには見えないかも知れませんか、よく見るとロアグリルの大きさや形状、エンブレム周りのデザインなどに違いが見られます。

中でも分かりやすいのは、前期はロアグリルの面積が狭く、形は長方形に近い台形なのですが、後期は面積が広く、また上辺と下辺の長さの差がより大きい台形になっているという点です。

そういった違いによって、後期の方がワイルドに見えるという声もありますが、好みの問題なのでどちらが人気とは言い切れません。

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ヘッドライトの違い

プリウス30系の前期モデルと後期モデルの違いの中で、一見しただけでは特に分かりにくいのがヘッドライトの違いです。

その理由は形状にはそれほど違いが見られないからなのですが、その中身に使用されているライトの種類に少し違いがあります。

使用されているヘッドライトはグレードによって異なりますが、前期では基本的にはハロゲン、特別仕様車にはLEDが付けられています。

一方、後期ではLグレードはハロゲンで特別仕様車LEDだという点は同じなのですが、SグレードとGグレードはHIDに変更されています。

ハロゲンライトには暗いという難点があるので、ヘッドライトに関して言えば、Lグレード以外にはそれを使用していない後期の方が人気があります。

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ウインカー&フォグランプの違い

プリウス30系の前期モデルと後期モデルとで、最も目立ちやすい違いと言えるのが、ウインカー&フォグランプの違いです。

それらは形状からはっきりと異なっているため、一見しただけでも違いが分かりやすくなっているのです。

前期はそれらが長方形の枠の中に上下に並んでいましたが、後期ではフォグランプがロアグリルの中に移動させられている上に、ウインカーレンズの形状も逆三角形のようなものに変わっています。

また、フォグランプの材質と明るさにも違いが見られます。前期はガラス製でワット数は55W、後期はプラスチック製でワット数は19Wです。

耐熱性はガラス製の方が高いですし、またワット数が大きい方がより明るいので、この点に関しては前期の方が人気が高くなっています。

テールレンズの違い

ヘッドライトほどではありませんが、テールレンズの違いも、プリウス30系の前期モデルと後期モデルとでそれほど目立たないものとなっています。

大きさや形状には特に違いが見られないからです。

灯体の並び順に関しても、上からスモール&ブレーキ・ウインカー・バック・反射板という順番だという点に違いはありません。

ただし、スモール&ブレーキに当たる部分の面積の割合は大きく異なっています。

後期はその部分がL字型になっており、色が赤くなっているのです。

そのため、前期と比べると後期の方が赤い部分の面積の割合が多くなっているという点が、見た目に大きな違いを生じさせています。

この点に関する違いも個人の好みの問題なので、どちらが人気と言うものではありません。

ドアミラーウインカーレンズの違い

最後に挙げられるプリウス30系の前期モデルと後期モデルとの違いは、ドアミラーウインカーレンズに関するものです。

このドアミラーウインカーレンズの違いも、大きさや形状に大きな変更があるわけではないため、一見しただけでは分かりにくいものと言えますが、その中身に使用されている灯体の種類に違いがあります。

前期に使用されているのはLEDで、ライトはバー状に光ります。

しかし、後期には電球が使用されている上に、端の方しか光らなくなっています。

そういった違いが生じたのは、後期においては製造費用を抑えるためにグレードを下げたからなのでしょう。

そのため、ドアミラーウインカーレンズの違いに関しては、前期の方が人気があると言えます。

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シートカラーの違い

プリウスはとにかく「エコカー」というイメージ戦略で進んできた事もあり、基本的には低燃費を実現する事でエコロジーである事を推しつつありました。

そのイメージを崩さないよう外装も内装も明るめのグレーを基調に色調を大きく崩さないことで清潔感と清涼感を重視したもので、30系プリウス前期まではそのコンセプトをかなり重視していました。

しかし、30系後期のプリウスからオプションでシート及び内装に濃い目の色をチョイスできるようになっています。

シートも黒と青のツートン仕様でそれまでの物より格段にお洒落になりました。

質感には大きな変化はないもののそれまでのプリウスとは内装の印象が大きく異なり、競合する他社の「エコカー」に対してプリウスのポジショニングを少し変える意味でも大きな意味をもっています。

ホイールの違い

ホイール及び車体の外装にも細かな変更がみられます。

ホイールキャップは前期と後期で異なりますがほとんど好みの問題といっても良いでしょう。

エアロ周りは前期はやや野暮ったい印象だったのを、より若者向けにスタイリッシュに引き締められているのが特徴です。

特にフロントのバンパーやウィンカー周りがわかりやすく、インパクトを持たせるつつ曲線的だったプリウスに直線的でシャープな要素をプラスしています。

また、リヤのテールランプも変更されており後期のデザイン自体が時代とニーズに合わせて見直され洗練された印象です。

一方でサイドミラーに備えられているウィンカーランプは前期がLEDで後期がハロゲン球を用いた物になっており、視認性、耐久性そして光り方などに優れたLEDを用いる前期の方が魅力的と言えるでしょう。

内装の違い

内装にも大きな変更はない物の、計器類およびハイブリッドシステムのシステムコンソールとなる部分では視認性をよりよい物とするため明度に大きく違いがあるようです。

シフトノブからエアコンなど、システムコンソールまでが一体となっている点は変わらず、一部ボタンの色が変更された以外には配置やデザインに変更はないようです。

前期と後期で運転席・助手席まわりの変更はあまり感じられませんが運転席と助手席の間にドリンクホルダーを設けている点で後期の方が利便性の向上が見られます。

車のコンセプト自体に変更がないこともあって内装にはそれほど差があるようには見えませんし、グレードやオプションの違いによって変化する部分ですので単純には比較できません。

乗り心地の違い

前期と後期のプリウスで大きく変更されている点は運転時のフィーリングと乗り心地です。

ショックアブソーバーの変更による車内で感じる揺れと走りの味付けをよりツーリング向けに変更し、ボディ剛性の向上を図る事でよりサスペンションを機能させる事で、高速運転での安定性向上などが図られています。

30系プリウス自体がかなり燃費を向上させた車という事もあり、後期型ではロングドライブでの負担軽減を目的として仕様の変更が行われたようです。

街乗りではいまいち実感できない点かも知れませんが、マイナーチェンジの際にかなり力を入れたポイントとして後期型の大きな魅力であり、プリウスの活動範囲が大きくなったことを意味している点でしょう。

どっちが人気なのか?

50系プリウスが登場ししばらくたった現在でも、30系プリウスの人気は非常に高く街中でも多数みかける車です。

とくに20系では問題視されたバッテリー寿命が大きく改善されている事もありより、50系が発売された今長く乗り続ける事ができるため中古市場ではホットな存在です。

もちろん後期型の30系プリウスの方が現代のニーズに合わせ改良されている事もあり魅力を感じます。

しかし中古車で購入するとなると何よりもコストパフォーマンスが求められるでしょう。

前期型はその点では中古価格が抑えられており、走行距離の短い個体を選べば安くてまだまだ楽しめる魅力的な存在として選択する価値があります。

30系プリウスはその人気もあって多くのアフターパーツやカスタムパーツが展開されていますので自分好みにカスタムする事もできる面白さを持っています。是非双方の魅力を知りライフスタイルに合わせた車選びを考えてみてはいかがでしょうか。

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