今回は、プリウスの後部座席のサイズはどのくらいか調べてみました
実際の荷室寸法＆荷室容量とは？
多くの方が日々の生活をより便利に過ごすために車を利用していると思います。
しかし、せっかく車に乗るのであれば自分の生活に合った車を選びたいものです。
座席やドア幅なども判断のポイントの一つですが、それよりも荷室寸法と荷室容量が重要です。
買い物やゴルフ、家族旅行など荷物を積む機会は多い方は、特に容量を知っておく必要があります。
リヤシートに人が乗る場合の容量は360リットル、リヤシートを前倒しにしている状態で1,200リットルです。トランクがないため、大きなものも積むことができます。
容量だけでなく荷室のボードのヒンジ部分からバックドアトリムまでの寸法は854mm、リヤシートを前倒しした場合は肩部からバックドアまでの寸法が1500mmです。通常の自転車であれば積載できる幅があります。
プリウスの後部座席の広さはどのくらい？
車を利用している方にとって、車はなくてはならない存在です。
仕事に使用する方や家族でのお出かけに利用する方にとって、安産性と同じくらい広さも重視です。
購入する際には、実際に試乗してみて後部座席の足元空間や頭上空間をチェックしておきましょう。
プリウスはハイブリッド車の中ではバッテリーの小型化や機材の配置を工夫することで、ゆったりと座れる横幅と室内幅を確保しています。
大人2人が手荷物とともに後部座席に座ると座り心地が気になるものですが、それでも姿勢を変えられるだけの広さがあるのは魅力的です。
足元空間は見た目よりも広く、快適な乗り心地だと言えるでしょう。
後部座席に人を乗せるのであれば、座り心地にも気を配った車選びが大切です。
子供の送り迎えや、ママ友とのお茶など、自分の生活で後部座席に人を乗せることを考えて車を選ぶようにしましょう。
後部座席を格納した時の荷室サイズはどのくらい？
家族旅行やゴルフ、買い物などに出かける時は、荷物が積みやすく、多くの荷物を運ぶことができる車が理想です。
プリウスの後部座席を格納した場合、荷室・ラゲージスペースのサイズは荷室高が720mm、荷室幅が1400mm、奥行き1840mmです。
荷室高、幅は後部座席を使用している時と同じですが、従来の車に比べてラゲッジスペースの奥行きが260mm広くなっているのが魅力的です。
「自分の生活スタイルであれば大丈夫だろう」と考えてしまいがちですが、同じ車幅の車を選ぶのであればラゲージスペースは広いに越したことはありません。
乗り心地が良くエンジン音も静かなプリウスは、荷室の広さを考えることでより良い快適な車として日々進化しています。
後部座席を使用した時の荷室サイズを比較してみました
家族で外食したり、仕事でお客様と移動したりと後部座席を使用する場合、手荷物やキャリーケースなど思わぬ荷物にも対応できるように荷室サイズを考えておくことが重要です。
後部座席を使用している際に荷物をどれだけ積むことができるのか知っておく必要があります。
プリウスの荷室サイズは奥行き880mmですが、後部座席を倒すと荷室サイズが1840mmまで拡張できます。
荷室高720mm、幅1,400mmは後部座席を使用していても変わりません。
このように座り心地や乗り心地だけでなく荷室・ラゲッジスペースの広さも含めて車を選ぶようにしましょう。
移動や荷物を運ぶ際に、問題が起きてしまうと車内の雰囲気も悪くなってしまいます。万が一を考えて、快適に運転を楽しむことができるように吟味して車を選びましょう。
新型プリウスの荷室サイズは容量は増えたが狭い？
荷室・ラゲッジスペースの広さは容量も重要ですが、幅や奥行きも重要です。
新型プリウスは安定した走り心地のために低重心化を図っており、乗り心地も大幅に改善されました。
低重心化を図っているのにもかかわらず、荷室・ラゲッジスペースの容量が増えているの新型プリウスの魅力の一つです。
新型プリウスは旧型よりもコンパクトになったフォルムをしていますが、荷室容量は増えており、大量の荷物を積むことができます。
乗り心地や静寂性に秀でており、なおかつ荷室の容量が増えたというのは快適な移動に大きく貢献するでしょう。
広さも、使いやすさも、大きく進化した「ラゲージスペース」
プリウスの「ラゲージスペース」は「ハイブリッドバッテリー」の小型化とリアシートの場所を移動させることで、従来の車種と比較して容量が56Lもアップしました
9.5インチのゴルフバッグであればスペアタイヤ装着車とE-Fourの場合は3つ、その他の車種の場合は4つも収納することが可能です。
4分割可倒式リアシートの肩口のレバーを引くだけでシートバックを前に倒すことができ、さらにワイドなラゲージスペースが出現します。
6：4の可倒式なので全てのシートを倒したり、片方のシートのみを倒すなど、シーンに応じて使い分けることができます。
可室容量は2WDが502L、スペアタイヤ装着車とE-Fourが457Lとなっています。
注目点ポイントは、荷室高が高くても使い勝手は良くない
新たなラゲージスペースはカタログスペックだけを見ると荷室高と共に容量が大きくアップし、多くの荷物を運びたい方にとって重要なポイントです。しかし、使い勝手の良さは単純に容量だけでは計れない部分があります。
例えば、ゴルフクラブを横倒しにして収納する場合は吐き出し口に段差があるため、そのままスムーズに入れることは難しく、片方の先端を押し込んでからもう片方を着地させる形で積み込みます。
そのため、ロングサイズのものは収納に手間がかかる可能性があります。
また、4つのゴルフバッグを収納する場合には全てのリアシートを倒さなければならないため、4人でゴルフにお出かけするのに2人しか乗車できなくなってしまいます。
ハイブリッドバッテリーの小型化と可倒式リアシートは革新的な技術ですが、利用目的に応じて前述のような仕様をあらかじめ考慮して検討する必要があります。
注目ポイントは、横幅が狭くなった
新型プリウスのラゲージスペースは高さが増加して容量がアップした一方で横幅が狭くなっています。
具体的な荷室寸法は前モデルが奥行きが880mmで高さが640mmでした。また、横幅が最小960mmで最大1580mmでした。
その一方で新型プリウスの2WDの奥行きが890mm、高さが715mmに増え、横幅が最小950mmの最大1390mmで設計されています。スペアタイヤ装着車とE-Fourの奥行きは865mmで高さが655mmで、横幅が最小960mmと最大1410mmです。
こうして数字で見てみると高さのみが増加し、2WDの奥行きのみが10mm増加しているのを除けば全体的にコンパクトにしあがっています。
ライバル車「日産リーフ」の後部座席の快適性はどうか？
日産の新型リーフの後部座席は全グレードで織物を採用しているのに加え、オプションで本皮シートに変更することもでき、1ランク上の座り心地を目指しています。
この織物は新素材のバイオPETが使用されており、肌触りが良くお手入れがしやすいという特長があります。
また、新型リーフの仕様は、上部と足元に一定の空間が確保されてる設計になっており、小型車特有の圧迫感を覚えることなく、ゆったりと座れる工夫がなされています。
新型プリウスと比較して新型リーフはボディサイズが全体的にコンパクトで荷室寸法も小さい分、後部座席の居住性を重視しています。
ライバル車「マツダ・アクセラ」の後部座席の快適性はどうか？
マツダ・アクセラの後部座席は、限られたスペースの中でも快適な居住性を確保しています。
グレードによってシートの素材にバリエーションがあります。その中でもパーフォレーションレザーは表面に微細な穴を開けて吸音性を高めています。そのため、運転していても音が気にならないように配慮されており、座り心地以外の部分にも快適さを求めています。
後部座席の中央にはシートと同じ素材を使用したカップホルダー付きセンターアームレストを装備しており、統一感を高めています。インテリアの面でも後部座席に乗車した方への配慮がされています。
また、マルチリンク式サスペンションを採用しているため、後部座席への振動が軽減されているのも重要なポイントです。
まとめ
今回はプリウスの後部座席のサイズはどのくらいかを調査しました。使い勝手が良さそうな面が見えたのではないでしょうか。