新型50プリウスの純正ホイールサイズは?
新型50プリウスの純正ホイールサイズは、グレードによりそれぞれ異なります。
これはタイヤの扁平率が関係しており、外形が同じであっても扁平率の高いタイヤであれば、それだけ大きなホイールが装着できることになります。
以前の自動車のタイヤは扁平サイズ80や70程度が標準で、スポーツタイヤでも65や60程度までであることがほとんどでした。しかし近年では55や50といった超扁平タイヤが幅広く使われるようになり、さらに45などのタイヤを選ぶことも可能となっているのです。
扁平タイヤを選べば大きなホイールを使うことができますが、やりすぎると乗り心地や運動性能に悪影響を及ぼすことがあるため注意をしてください。
ホイールは18インチ程度までにとどめるのが安全で確実だといえるでしょう。
30系とはインセットが5違う
新型50プリウスは、30系とはインセットが5違うという特徴があります。
インセットというのはホイールの取り付けの深さのことであり、インセットが異なるホイールを取り付けるとタイヤがフェンダーから飛び出したり、あるいは引っ込んだりして見た目が悪くなります。
実際の走行性能に大きな違いはありませんが、やはりインセットの異なるホイールはおすすめできないといえるでしょう。
ちなみにタイヤがフェンダーから飛び出していると車検に通らなくなりますので、車検の際には別途純正のタイヤに履き替えることが必要になります。
また一部には整備不良で交通違反として罰金を請求される場合などもありますので、検問や白バイなどにはくれぐれも注意をしてください。
新型50プリウス用ホイール注目ブランド・トヨタモデリスタ WingDancerⅦ
新型50プリウス用ホイール注目ブランドとしては、トヨタモデリスタWingDancerⅦがあげられます。
これはとてもかっこいいおすすめのホイールですから、ぜひともチェックしてみてください。
ホイールに関する情報としては、デザインの選択についてもチェックが必要だといえるでしょう。プリウスの場合にはいわゆるスポーク状の意匠が人気となっており、これは自動車雑誌などの影響が大きいようです。
筆者の主観では白系の車体色のプリウスには、スポーク状のデザインのホイールが似合うように思います。
白は膨張色で車体が大きく見えるため、ホイールについては引き締まった意匠のものがより似合うようです。実際に試してみることをおすすめします。
新型50プリウス用ホイール注目ブランド・ウェッズ マーベリック710S
その他の新型50プリウス用ホイール注目ブランドとしては、ウェッズマーベリック710Sがあげられます。
個性的なデザインのホイールですが、プリウスとのマッチングは良好だといえるでしょう。新型プリウスは個性的なデザインが特徴であり、特にヘッドライト周りの造形が賛否を集めているようです。
黒や紺などの濃色のプリウスはよりヘッドライトが強調されますので、ホイールについても個性の強いものを選ぶことをおすすめします。
ハッキリとしたくせの強いデザインのホイールが似合いますし、また色合いについても赤や金など車体色との対比のはっきりした色を選んでみましょう。
濃色の車体色には白いホイールを選ぶという選択肢もあります。
新型50プリウス用ホイール注目ブランド・クリムソンRS DPカップ
最後に紹介する50プリウス用ホイール注目ブランドは、クリムソンRS DPカップです。
こちらは一見するとスタンダードなホイールですが、近くでじっくりと観察すると様々な工夫を確認することができます。
愛車としてプリウスを選ぶ人は、比較的保守的な人が多いようです。先日行われたヘッドライト周りのマイナーチェンジも、そのような傾向を示す一つの特徴だといえるでしょう。
プリウス用ホイールについてもあまり個性を主張するものではなく、スタンダードなデザインのものを選びたいと考える人が増えています。
そのような場合には以前から幅広く使われている、8本スポークやメッシュスポークなどのトラディショナルなデザインを選んでみてはいかがでしょうか。
革新と伝統のマッチングが楽しめるはずです。
30プリウスは19インチと20インチのどっちがよい?
30プリウスのホイールは標準だと18インチですが、物理的には19インチや20インチもいけます。
ただ、20インチとなるとかなり存在感が高まりますし、車全体のバランスが変わるので要注意です。
しかも加工が必要になる可能性が高いですから、無難なのは19インチのホイールとなります。
19インチなら18インチとは印象が変わりますが、極端ではないのでバランスが保てます。
また20インチほどの無理はないので、現実的な候補でいえば19インチと結論づけられます。
それでも、加工が許容できて難易度の高さも理解しているのであれば、20インチも有力な候補に浮上するはずです。
20インチは流石にインパクトが大きいですから、30プリウスの印象を大胆に変更したい場合に有効です。
30系プリウスは(一般的には18インチだが)19インチでも履ける
30系のプリウスは一般的に18インチが標準で、メーカーの純正仕様もこのサイズになっています。
しかし19インチも履けなくはありませんから、カスタマイズを好む人たちの間では19インチを選択するケースも割と多い傾向です。
19インチのホイールを履いた30系プリウスは、足回りの存在感が増して意識を引きつけるポイントが変化します。
更に重心が下がり安定感が感じられるようになるので、30系プリウスに対する走りの印象も変わります。
タイヤハウスとの距離が狭くなりますから、視覚的にはやや窮屈な印象が強まりますが、その分タイトでピッタリと収まる感覚が得られます。
18インチから無理なく変えられますし、変更して楽しめるパーツの1つですから、19インチも現実的な候補となるでしょう。
タイヤハウスの事情は車種それぞれ。30系プリウスの場合は?
タイヤハウスは車種によってそれぞれ異なり、30系のプリウスにも事情があります。
30系のプリウスには、外から見た印象とは違いフェンダーアーチの上部に空間的な余裕が存在します。
タイヤの上に大きな隙間が開いているイメージですから、大きめのホイールを履かせたい場合に必要な加工が最小限で済みます。
これは足回りをカスタマイズしたい人にとって朗報で、30系プリウスならではのメリットだといえるでしょう。
加工屋さんの仕事を奪うようなタイヤハウスの造りですから、逆にいえば30系プリウスのオーナーにとっては、車を傷つけずに大きなホイールが履かせられるので魅力です。
タイヤハウスに余裕がない構造だと、標準サイズのホイールから1インチアップさせるだけで、もう未加工では装着できなかったりします。
そういった心配がない車種なら、コスト的に抑えて足回りのおしゃれが楽しめます。
J数はあまり攻められない30系プリウス。その限界サイズは?
インチサイズはそれほど問題にならない30系プリウスでも、J数についてはあまり攻められないのが現実です。
上下の空間には余裕があるものの、反対に左右は窮屈気味ですから、太いホイールを履かせることは困難です。
タイヤハウスの奥行きが限られているので、太めのホイールを選んでしまうと厄介です。
限界サイズはフロントが8.5Jで、リアは9Jがギリギリ履ける上限となります。
これ以上のJ数のホイールは、未加工ではタイヤハウスに収まりませんから、必然的に足回りの加工が必要不可欠です。
このあたりがホイール選びの境目になるので、加工したくない場合はJ数内で選ぶ他ないでしょう。
限界サイズなら履けるとはいっても、内側はかなりギリギリなので、窮屈になってしまうのは否めないです。