プリウス

50系プリウスで車中泊ができる。快適に過ごす為のチェックポイント

2018年6月27日

今回は、トヨタのハイブリッドコンパクトカー「プリウス」で快適に車中泊を行うためのヒントや情報などをまとめてみました。

ポイントは「50系プリウスは後席を倒してフルフラットに近い形状にできる!」「より快適な車中泊にはAC電源やナノイーエアコンなどのオプションがおすすめ!」「プリウスならば二人で行く気軽な車中泊が最適!」です。

それでは詳しく見ていきましょう。

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プリウスが車中泊に適しているポイントとは?

トヨタのハイブリッドカーであるプリウス。プリウスといえばミニバンやステーションワゴンなどとは異なるセダンタイプであり、全体的に室内スペースが小さめのイメージですよね。でも50系プリウスは自然な姿勢でくつろげることを目標として設計されているため、車内スペースはイメージに反してかなり広めに確保されています。

シート周りも進化しています。通常の走行時にも、運転席だけではなく後列シートも含めた開放感や乗り心地の向上が図られているのはもちろんですが、ほかにも秘密があります。

50系プリウスではなんと後列シートを前に倒すことができるようになっているのです。シートを実際に倒してみるとフルフラットに近い形状になります。

こうすれば大人が横になる程度のスペースを確保することができますので、セダンタイプとはいっても車中泊にも十分対応できるようになっているところがポイントです。

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車中泊のメリットや注意点とは?

車中泊は何といっても「宿泊のためのコストがかからない」こと。これが最大のメリットです。

ドライブや旅行に出かけたとき、ホテルや旅館に宿泊すればそれだけでも数千円から数万円の出費となりますが、車中泊であれば余計な出費なしに長距離を気楽に移動できます。

もちろん車中泊は場所を選びませんので、見晴らしがよい自然のなかで宿泊をしたり、ちょっとしたキャンピングに近い体験をすることも可能です。

ホテルなどと違って外出に門限があるわけではありませんので、時間的にも自由なところもポイントです。

ただし一部の「道の駅」などでは車中泊による長時間の駐車場利用を認めていなかったりすることがありますので、いくらドライバーには自由があるとはいっても場所の制約を受けることだけは注意が必要です。

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車中泊のデメリットや注意点。実際に寝るときの車内スペースとは?

車中泊にはデメリットもあります。

たとえばトイレや風呂、シャワーなどの設備は車内にはありませんので、途中の道の駅やサービスエリア、その他の休憩施設で済ませておくか、または禁止事項に注意しつつ道の駅などで車中泊をするか、どちらかで工夫をすることが必要です。

サブバッテリーを積んだキャンピングカーとは違い、エンジン停止した状態だと空調なども不十分ですので、車内を締め切ると熱射病にもなりやすく、自動車用の網戸を購入するなど事前の準備も求められます。

プリウスの場合は車内スペースが比較的広いとはいっても、おのずと制約はありますので、段差を解消できるグッズやクッション性を高めるマットなどを用意しておくことも寝心地を確保する上では大切ですね。

「リアシート」から「ラゲッジフロア」までの傾斜はどのくらい?

プリウスのリアシートを倒した場合、リアシートからラゲッジフロアまでの間はかなりフラットな状態になるのは事実です。しかしシートの継ぎ目にあたる部分からフロント側に行くにしたがって若干の傾斜が生じます。

車中泊をする上では許容範囲とは言えるかも知れませんが、たとえば頭をフロント側に向ける場合とリア側に向ける場合とでは、寝心地が異なる場合もあるといえます。

このような微妙な違和感がある場合には、やはりマットなどの車中泊グッズで影響をやわらげる工夫をしておかなければなりません。

いきなり車中泊を実行しようとしてドライブに出かける前に、自宅などで前もってリアシートを倒した状態で横になって感触を確かめておくのが無難ですね。

運転席と二列目のスキマはどのくらい?

リアシートをフラットにした状態であっても、プリウスの構造上運転席と二列目シートとの間にはすき間が生じます。

フラットな部分はおおむね170センチ程度は確保できるものの、助手席や運転席を前方にスライドさせてさらにスペースを確保しようとすると、それを超えた部分は隙間となってしまいます。

またヘッドレストもシート自体の寸法よりも小さいことから、やはり左右に隙間が生じます。

この部分は車中泊をする上でも無視できないネックとなりますので、まずは通常時にリアシートの足元にあたる部分には荷物を置いてふさいでおき、さらに上にはクッションなどを置いて詰め物をすることが必要です。

こうした用意がなければ寝心地はそれほど快適にはなりませんのでご注意を。

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プリウスでの車中泊に役立つオプションは「AC100V電源」と「ナノイーエアコン」

車中泊に役立つオプションのひとつがAC100V電源です。

家電製品を使えるようなりますので、例えば電気ケトルでお湯を沸かしたり車内での夜間ライトに使ったりと、車中泊をより快適に楽しむことができます。

家電が使えるかどうかによって車中泊での過ごし方が大きく違ってくるはずですので、存分に楽しみたい人におすすめのオプションと言えるでしょう。

もうひとつ「ナノイーエアコン」もあると便利なオプションです。

車内で長時間過ごすこともある車中泊では、どうしても食事の臭いが染みついてしまうことがあります。そこで役立つのがこのオプション。車内にこもった臭いの解消に一役買ってくれます。

普段人を乗せることがある場合でも、臭いの不安がなくなり安心です。

プリウスで車中泊するならこのグッズが便利「遮光カーテン」

遮光カーテンもあると便利なグッズです。しっかりと光を遮ってくれるのが特徴で、外部からの光をシャットアウトすることができます。

夜もぐっすりと眠りやすく、朝の光に目覚めを邪魔されることもありません。

外からの目隠しにもなりますので、視線を気にせずに過ごせるというメリットもあります。

プライバシーガラスだけの場合どうしても車内が見えてしまう心配がありますが、カーテンを取り付けることで車内を完全なプライベート空間にすることができます。

取り付けはワンタッチでできるタイプもありますので使用方法もシンプルです。

前後左右のガラス全てに付けることもできるため、フロントからリアまでしっかりと目隠しをして、車内で自由に過ごせる時間を提供してくれるはずです。

プリウスで車中泊するならこのグッズが便利「ラゲージマット」

ラゲージマットを用意するメリットのひとつが、車内を汚れからガードできることです。

食事をする際などにうっかりとこぼしてしまっても、シートを汚してしまう心配がありません。

マット自体は汚れてもメンテナンスをしやすいですから、キレイに車内を使いたい時に便利です。

厚みのあるタイプですとクッション性を出せるという良さもあります。

車中泊の快適さを左右するのが寝る時のクッション性ですが、寝袋などを使うとどうしても硬さを感じてしまい、身体が痛くなってしまうこともあるはずです。

そんな時にマットを一枚敷くだけで、適度なクッション性を確保することができます。

クッション性だけでなく不必要な隙間を埋められるというのもメリットでしょう。

シートの隙間に小物を落としてしまうといったこともなくなりますので安心ですね。

まとめると2人での荷物が少ない車中泊旅に最適

プリウスにおすすめの車中泊ですが、人数としては1~2名程度で行うのがオススメと言えるでしょう。

シートに工夫をすることである程度のスペースを生み出すことができるものの、3人以上となると窮屈になって過ごしにくくなります。

寝返りも満足に打てなくなってしまいますので、小規模な車中泊でないとストレスを多く感じてしまうと思います。

荷物が少なめの、気楽な感じの車中泊にもオススメと言えます。

あまり広くないスペースに荷物まで多くなってしまうと、車内で過ごすのは大変なはずです。

したがって何日も連泊をする車中泊にはあまり適していません。

50系プリウスのスペースを考慮すると、大きめのバッグが2つくらいで済む規模の車中泊が適していると言えます。これ以上荷物が多くなりそうな場合は注意が必要です。

まとめ

今回の記事では、トヨタ「プリウス」で快適な車中泊を行うためのヒントや情報をまとめてみました。セダンタイプでも後席を倒してフルフラットに近い状態にできるというのはとても魅力的ですよね。

必要に応じてマットなどを敷けば、一層快適な車中泊ができることは間違いなし。

ぜひ試してみてください。

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