プリウス

プリウス中古のおすすめグレードと購入する際の選ぶコツ

2018年6月6日

大人気を誇るトヨタのハイブリッドカー「プリウス」。

今回はプリウスの中古車選びをテーマにいろんな情報を紹介していきます。

ポイントは「中古車は3代目プリウスがおすすめ!」「中古車価格はタイミング選びも大事!」「修復歴のある車、水没車は避けよう」「プリウスを安く手に入れる裏ワザ?」です。

それでは詳しく見ていきましょう!

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まずは、プリウス中古車のグレードを知る

プリウスのモデル変遷・ラインナップを簡単に紹介!広く一般に知られているプリウスは「3代目」

プリウスは、トヨタ自動車が開発し世界で初めて発売したスプリット(動力分割)方式の量産ハイブリッドカーです。

プリウスは1995年11月に開催された第31回東京モーターショーにおいて参考出品された車として、プロトタイプが展示されたのが最初の「お披露目」となります。以降、何度かのモデルチェンジを繰り返して2018年5月現在で発売されている4代目プリウスまでが登場しています。

一般的に広く知られているモデルのプリウスは、2009年~2015年にかけて販売された3代目プリウス(ZVW30系)です。そして中古車もこのモデルが人気のようです。

しかし、どのグレードの中古車がおすすめなのかは、購入を検討する個々のユーザーが重視するメリット・デメリットの捉え方によって違ってきます。

それらの点をふまえて、今回はモデルごとの特徴について見ていきたいと思います。プリウスの中古車を選定する際の参考にしてください。

初代モデルNHW10/11(1997年~2003年)

初代プリウスは5ナンバーの小型サイズとなる4ドアセダンとしてデビューしました。

外観は「未来からきた車」というイメージにマッチしたデザインとなっています。

特徴のひとつとして、その当時まだ珍しかったボンネットとフロントグリルをシームレスに接続したデザインを取り入れています。

これはデザインが優れているということにとどまらず、空気抵抗を抑えることで安定性や燃費向上にも貢献しています。

また車高を高くして座席位置も高めにすることによって、乗降のしやすさと車内居住性も向上させています。この改良は当時販売されていたセダン車としては革新的なものでした。

足回りは非常に軽量な専用鍛造アルミホイールを装着。さらに空気抵抗を抑えるため樹脂製ホイールカバーを取り付けるという手法が採用されており、これは二代目以降のモデルにも引き継がれています。

2代目 NHW20(2003年~2009年)

初代プリウスは4ドアセダン車でしたが、2代目プリウスは5ドアハッチバック車となりボディ形状も大幅に変更されました。

ちなみに同じ車がフルモデルチェンジした際、ボディ形状が大幅に変化するということは決して多くはありません。

また2代目からは海外での販売も視野に入れボディサイズも多少大型に改変。車格も初代モデルの小型乗用車からミドルクラスに変更されました。

車幅が1.725メートルに拡大したことにより、日本国内では3ナンバー車としての登録となります。

ホイールハブに設定されたスタッドボルトの数は、初代モデルでは4本でしたが2代目になり5本に増えました。これは高性能スポーツカーなどと同じ設定になったことを意味します。

プリウスの月間目標販売台数は3千台となっていますが、これは2台目モデルが販売される直前、初代モデルが販売された実績の実に3倍に相当する数値。実際2代目プリウスは大ヒットとなりました。

3代目 ZVW30(2009年~2015年)

3代目モデルのプリウスは2009年1月にデトロイトで開催された北米国際オートショーにおいて発表されました。

オートショーでのお披露目から約4か月後となる2009年5月に日本国内での販売が開始されています。

3代目になった際のモデルチェンジでは、ボディ形状に大幅な変更が加えられることはなく2代目モデルと同じ3ナンバー車となっています。

また2009年12月には3代目モデルのZVW30型をベースとした、プラグから充電できるタイプのプリウスPHVもリリース。2012年1月に市販されるようになりました。

3代目プリウスは2011年12月にマイナーチェンジを実施。この際に内外装のデザインを変更しています。

そしてこのマイナーチェンジに伴い、派生車種であるアクアとプリウスαも発売されたほか、純正カスタムモデルのプリウスG'sも登場しています。

4代目 ZVW50/51/52/55(2015年~)

4代目モデルのプリウスは革新的な車両作りの総合システムである『TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)』を採用。これにより走行性能や乗り心地は3代目プリウスより大幅に改善されたものになっています。

TNGAの採用に伴い、車高は3代目モデルより2センチメートル低くなり1.47メートルとなりました。

また3代目プリウスまでは駆動用バッテリーにニッケル水素電池のみ使用していましたが、4代目プリウスではS以外の全グレードでリチウムイオン電池が使用されています。

4代目モデルではE以外の全グレードで4WDまたは2WDかを選択できるようになっただけでなく100V1500W規格のアクセサリーが使用できるコンセントもオプション装着可能となっています。

このコンセントはAプレミアムグレードでは標準装備となっています。

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お勧めの中古車プリウスはこれ!

現状のプリウスの中古車相場

現在、プリウスの中古車相場は全体的に下がっている傾向にあります。

特に現行型4代目プリウスの人気が低く、2年落ちの4代目プリウスが150万円前後から販売されています。

これはつまり、発売から2年間で100万円近くも安くなったということになります。

3代目プリウスの中古車相場もそれに引きずられるようにして低下傾向。50万円前後で修復歴無しの激安車を探すことも可能です。

中古車の販売価格は需要と供給のバランスによって決まりますが、プリウスの場合人気があるので需要も多い。しかし供給量もそれを上回るものになっているため中古車相場が低下傾向にあるというわけです。これが結果として「値崩れ」を起こしているということになります。

もちろん、これからプリウスの中古車を買おうと検討している人には良いチャンス。じっくり比較検討することもできるため、条件の良いものを見つけることができると言えますね。

おすすめプリウス中古車のポイント

プリウスは数ある中古車の中でも最も「玉数の多い」車です。

それもそのはず。発売時からしばらく大人気だったため「新車販売台数第一位」を快走し続けてきたわけですから、時間の経過とともに大人気のプリウスが中古車市場に続々登場してきているわけです。

その結果、人気車のわりには条件の良い中古プリウスを見つけやすい状況となっています。現在中古プリウスは初代から4代目の現行モデルまで幅広く選ぶことができるようになってきました。

初代モデルはハイブリッドカーの先駆けとしての希少価値もありますが、実用的な中古車として選ぶとなると少し古すぎる。なので選ぶとしたら2代目以降のプリウスが現実的な選択肢です。

2代目プリウスであれば100万円以下でも比較的簡単に見つけることができますが、パワーを考えるとエンジンサイズが1.8Lにサイズアップした3代目がおすすめです。

3代目プリウスはデザイン性も優れており、コストパフォーマンスの点でも魅力的です。

3代目の後期型プリウス中古車を少しでも安く買いたい方に!4代目の未使用車

3代目プリウスは、当時世界最高となる燃費性能38.0km/Lを達成しただけでなく、動力性能の面でも2.4L車並みのパワーを確保した魅力的なハイブリッドカーです。

高速走行でも燃費の落ち込みが少なく、またハイブリッドカーの弱点である夏・冬のドライブでもそれほど大きく燃費が落ち込みません。

3代目プリウス後期型は前期型の細かな点が改善されているため前期型よりもさらにおすすめです。

3代目プリウス後期型の中古車を少しでも安く買いたい場合は、ネットの中古車サイトで3代目プリウス後期型に絞って検索し、価格の安い順で表示させるというのもコツ。

4代目の現行プリウスが良いという方は、未使用車が多く出回っていますので要チェックです。

未使用車というのは様々な事情で中古車市場に出回る車なのですが、車両自体は新車と同じですので、価格がどれくらい安くなっているのかを比較し、お買い得感があれば購入すると良いでしょう。

総額100万円以下の格安プリウスEX(実質2代目)の中古車

税金などの諸費用込みで総額100万円以下の格安プリウスを狙いたければ、グレードが下がりますがプリウスEXがおすすめです。

EXグレードなど聞いたことがないという方もあるかもしれませんが、これは実は法人向け専用に販売されていた2代目プリウスのことで、Sグレードをベースにしてフォグランプやホイールカバーなどを省いたモデルとなっています。

アクセサリーなどが省略されているため「少し寂しい」仕様ではありますが、激安価格で市場に流れていることが多いため見逃せないグレードです。またEXグレードは法人車であるため長距離を走る機会も少なく、走行距離も中古車としては多くはないものが多いです。

もちろん、法人車であるためメンテナンスもしっかり行われておりコンディション良好なものが多いです。ハイブリッドカー、プリウスを安く入手したいという方はEXを探してみると良いでしょう。

市場には出回らない超お得なプリウスの探し方

中古車販売店では、市場に出さない「非公開車両」を用意している場合があります。

中古車市場に出回っている車両の多くは、中古車業者のほうから市場に公開しないと売れない。そのため費用をかけてまで宣伝して販売しているわけです。

しかし良質で人気のある中古車は、わざわざ公開して宣伝しなくても取り合いのように売れていきます。そのため「非公開車両」となっているケースが少なくないのです。

では、どうやって中古プリウスのなかから良質でお買い得な「非公開車両」探せば良いのでしょうか。
最も簡単な方法は直接販売店に問い合わせてみることです。

ネットで公開されているプリウスの中古車以外にも在庫車がありますかと問い合わせてみれば、すぐに答えてくれることでしょう。

あるいは中古車販売店に欲しいプリウスの条件を伝えて探してもらうというのも手です。

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プリウス中古車の購入時のグレード別チェックポイント

現行車と比較

プリウスは世界で初めて発売されたハイブリッドカーとして世界中から注目を集め、現在までに驚くほどの販売数を誇っています。販売台数が多いため中古車市場にもたくさん出回っており、程度の良いものも多いです。

中古プリウスを現行車と比較すると、かなり安く購入することも可能です。

年式や程度にもよりますが、実用十分といった程度のものなら新車の半額以下で買うこともできます。

現行プリウスと中古プリウスを比較するとまず外観に大きな違いがあります。

現行モデルである4代目プリウスはかなり特徴的なデザインになっており、好みが分かれるところです。

このため、なかには現行プリウスの外観が気にいらずにわざわざ中古プリウスを探す人もいます。

走行距離や年式が新しい、新車に近い中古プリウスもたくさん出回っているため、3代目がいい、2代目がいいといったユーザーでも中古車探しに困ることはありません。

中古のプリウス(30系)は買いなのか?

3代目プリウスとなるZVW30系の中古車は驚くほどの台数が出回っています。

3代目プリウス新車の販売価格は決して安くないにもかかわらず、発売から2年近くずっと乗用車販売台数1位を記録するなど圧倒的なヒットとなりました。

新車販売時にずっと売れ続けていたわけですから、当然の結果として現在中古車市場にたくさんの3代目プリウスが流通しているということになるわけです。

同じ年式の同じスペックを希望するにしても、たくさんの中古車のなかから選ぶことができる。これははっきり言って「買い」です。

中古プリウスの選択肢が多いため、希望の金額に合わせて価格面からじっくり選ぶことも可能です。

新車価格の10分の1程度で手に入れることもできますし、新車と同等の中古車を安価で手に入れることもできます。

修復歴のないものや水没していないものなどを注意深く選んだとしても、魅力的な中古プリウスを複数の候補のなかからじっくり選ぶことができるわけです。

3代目プリウスが中古車の狙い目

中古プリウス購入を検討しているなら、3代目(ZVW30系)が狙い目です。

発売からある程度年数が経過しているため価格の下落もある一方で、当然車両自体のスペックは低くないため、快適に乗ることができます。

例えば発売から5年程度、走行距離3万キロ前後の中古プリウスならば新車販売価格の半額程度で手に入れることも可能です。

この程度の中古車であればまだまだ快適に乗ることができますし、先のことを考えても相当お買い得と言えますよね。

中古車市場全体を見渡しても価格とスペックのバランスが良いものと言えます。

3代目プリウスで中古車を探せば、このくらいの車はすぐにたくさん見つかります。

ここが「中古プリウスを選ぶなら3代目がおすすめ」となる大きなポイントです。

程度の良い中古プリウスを見つけて、さらに複数のなかから選ぶ楽しさが味わえます。

ボディカラーは白やシルバーが人気色ですが、あまり人気のない色を選べば、さらに金額を抑えることも可能です。

新(50系)旧(30系)スペック比較

30系プリウスと50系プリウスは、エンジン自体は同じもの(2ZR-FXE)を搭載しています。

この点を見ても、中古で30系を選ぶことがメリットとなってもデメリットとはなることはありません。

最大トルクは30系の方が142N·m /4,000rpmと少しだけ発生回転数が高く、50系の方は142N·m /3,600rpmとより低回転で最大トルクが発生するようになっています。

プリウスに乗る際、最も気になるポイントのひとつが燃費性能です。

燃費を見た場合は4代目の現行プリウスの方に分があります。

JC08モードで30系は30.4キロ/L、50系は同37.2キロ/Lと大きな差があると言ってよいほどです。

30系でも充分燃費は良いと言える部類に入りますが、50系の燃費性能は驚異的です。

自動ブレーキやレーダークルーズコントロールなどの安全性でも50系がリードしています。

30系でこれに近い性能が欲しいなら、Gツーリングセレクションレザーパッケージなどグレードを絞って探す必要があります。

外観(エクステリア)比較

エクステリアは3代目の30系と4代目の50系で最も違いが出る箇所です。

30系はワンモーションフォルムと呼ばれるデザインで、フロントからリアに至るまで凹凸が少なく流れるようなシルエットです。

一方の50系プリウスはボンネットやキャビン・トランクがはっきりと分かれていてよりセダンに近い形状です。

プリウスを真横から見ると全体が三角形に近いシルエットになっています。

30系は三角形の頂点がリア側に寄っているのに対して、50系ではややフロント寄りになっていることが分かります。

この特徴のおかげで、30系の方がロングノーズ気味に見え、50系の方がフロントショート気味に見えるのが特徴です。

エクステリアの好みは比較する際にわりとはっきり分かれる部分ですが、30系の方が個性的過ぎる部分もなく見慣れているせいもあって飽きの来ないデザインとも言えるでしょう。

プリウス中古車を購入する際のどの車種にも言える注意点

プリウス購入時のポイント

ハイブリッドカーの代表格として、日本で最も有名な車種の1つがプリウスです。

購入価格は安くないにもかかわらず驚くほどの台数が出回っていますが、新車では高すぎると考える人が多いのも現実です。

そんな時役にたつのが中古車市場。

中古車であればプリウスをより安く購入することができます。

もちろん、「できるだけ安くしかも高品質なものを買いたい」という願うは誰しも持つものです。

中古車は一台一台状態が違うため、より慎重な選び方が必要になってきます。

そのため気をつけるべきポイントがいくつかあります。まずは価格だけで選ばないこと。

値段が安いプリウスにはそれなりの理由があります。

その理由が許容できるものなら良いですが、買ってみてから後悔したのでは遅いので事前により多くの情報を得ておくことはとても大切です。

バッテリーをはじめ核心となるハイブリッドシステムの状態、過去に大きな事故を起こしていないか、修復歴はないか、水没車かどうかなどのポイントを押さえておけば大きく失敗することもありません。

中古車の購入時の注意点

プリウスの中古車を購入するときに特に注意すべき箇所は駆動用バッテリーです。

もちろん過度に心配する必要はなく、駆動用バッテリーは一般的に20万キロ程度寿命があるとされています。

しかし個体差があるので、20万キロを超えても異常なしで快調というものもあれば10万キロで故障してしまう場合もあるため、トヨタの販売店から購入して保険に入っておくとより安心です。

また、過去に事故を起こした車でないことも確認しておいた方が良いでしょう。

販売前に修理や点検整備が行われているため問題はないように見えますが、フレームなどにダメージが残っていて今後走行距離が伸びるにつれて影響が出る恐れがあります。

価格は上がりますが第三者機関の査定を受けて高い評価を受けている認定中古車や未使用車であれば一層安心ですね。

ハイブリッド中古車のバッテリー交換の有無

ハイブリッドカーであるプリウスは、大きな駆動用バッテリーを搭載しているのが特徴です。

バッテリーである以上少しずつ機能が低下して寿命を迎えてしまうことは避けられません。そのため中古で購入する際にバッテリーの状態はしっかりチェックしておくべきポイントとなります。

しかしハイブリッド中古車のバッテリーは交換不要と考えておいてほぼ問題はありません。

ハイブリッドの駆動用バッテリーはガソリン車の補機バッテリーとは違い、エンジンを始動させたりする部品ではないです。

モーターで駆動させるものなので、消耗や交換を前提としたものでは無いことを理解すべきです。

実際に整備をしている工場やメカニックからも、ハイブリッドカーのバッテリー交換の持ち込み依頼を受けたという事例はほとんど聞いたことがないという話です。

修復歴のある車は避ける

プリウスの中古車を選ぶときに修復歴のないもの選ぶのは必須条件と言えます。
いわゆる事故車は避けるべきです。

フレームに損傷があるプリウスに安心して乗ることはできないというのがその理由です。
一口に修復歴のある車・事故車と言っても状態は様々です。

ただ、車の基本となる構造部分に損傷を抱えているためいつ不具合が起きるか分からないリスクを常にはらんでいます。

修復歴のあるプリウスは原則として選ばないようにするべきです。

修復歴のある車は中古車価格が一気に下がることも多く、お買い得車として検討しても良いという意見もありますが、素人が状態を細かく知ることは困難ですし、命を預ける商品である以上無用なリスクは避けるべきです。

水没車を避ける

中古車でプリウスを検討する場合、水没の問題があります。

水没した車は、基本的に修復歴のある車の対象となりません。

つまり修復歴なしと表記されていたとしても水没車の可能性は残っているという意味です。

水没車は電装系統に大きなダメージを受けている可能性が非常に高いです。

すぐに故障とはならないまでも、時間が経過するとともに軽微な故障が続き、修理をするのに結局高額の費用がかかってしまったという事例はよく聞かれます。

特にプリウスのような、駆動用バッテリーが動力の要となるハイブリッドカーでは致命傷になってしまいます。

水没車かどうかを確認するポイントはいくつかあるので知っておくと良いです。

まず車内の空調を止めた状態で変な臭いがしないか。

雑巾を絞ったときのような臭いがしたら要注意です。

シートベルトにもチェックポイントがあります。限界まで引っ張り出した際に土がついたような茶色い跡がないか見ておくと安心です。

その他のチェックポイント

程度の良いプリウスを中古で安く購入する際にチェックすべきポイント。修復歴があるかなどの他に挙げられるチェックポイントとしては、客観的な評価を得ているかどうかです。

販売側としては少しでも高く売りたいと考えるのは当然のこと。そこで第三者がチェックした客観的評価を見るのが安心です。

中古車の中には第三者機関の査定で評価をつけるところもあります。

直接店頭にある中古車を査定して厳正な評価をしたものであれば、品質の証明として信頼できます。

このほか、未使用車のプリウスを探すのもひとつの手。

ディーラーが販売促進のために登録した車両などは程度も良く、新車よりも安く購入することができます。

大幅な価格の下落は無いものの問題が発生する可能性も少ないので人気が高いです。あとは実際に車を見てチェックすることも大切です。

車内の臭いなどは見てみないとわかりません。プリウスの状態や価格のバランスを自分の目で見て、最終的に購入するかどうか判断すべきです。

プリウスをお得に購入するための裏技

プリウスの中古車の値引きを成功させるとっておきの技

中古プリウスの値引きを成功させるためのコツはいくつかあります。まず現在乗っている車から買い替えを行うのであれば、それを高く下取りさせるのが良いでしょう。

購入する店舗に行ってそのまま査定してもらっても高値がつかないということが多いので、複数の店舗を利用するのが良いです。

申し込みなどの手間がかかるので面倒に見えますが、インターネットから無料で一括見積もりを行えるサービスを利用すれば簡単です。

下取り価格は在庫状況などの影響も受けるので、必ず交渉に応じてもらえる保証はありませんが、他店でどの程度の査定になっているのか提示できれば成功する確率が高まります。

これにより売却額も変わってくるため、プリウスを購入する際に支払う差額を減らすことが可能です。

売却時の注意点

プリウスを購入するにあたって現在乗っている車を売却する場合、時期によっても査定額が変わってくることには注意が必要です。

あまり在庫の動きがないときは売値も安くなり、すぐに売れるときは高値がつきます。

相場を把握するには一括査定を利用するのが便利ですが、あまり多くの店舗に依頼を行うと問い合わせの電話があるので手間がかかります。

検討する業者の数を減らしても良いですが、多くの査定を行いたい場合には、依頼するときにメールでの連絡を希望することを記載しましょう。

無視する店舗もありますが、電話の数を減らすことができます。頻繁に車を使っているのであれば納車のタイミングも確認が必要です。

新車よりは短いですが中古車でも1週間程度かかってしまうこともあるため、この場合は代車を用意してもらいましょう。

値引き目標価格の設定をする

中古プリウスの値引き交渉を行う際に、いくらなら購入するのかといった明確な目標価格を決めずに相談すると話がまとまらず、長引いてしまいます。

この価格まで値引きしてくれるのであれば購入する、という金額をあらかじめ決めておき、それを目標に話をすれば相手も応じられるのかどうか判断ができます。

ただし、あまりに相場とかけ離れた金額を提示するといくら業績を上げたいと考えている担当者でも断ってくるため、相場を把握しておくことが重要です。

購入を希望しているグレードの相場を調べ、妥当な金額を提示すると成功に繋がります。

急いでいない場合には、事前に希望する金額になるものがあれば購入すると伝えておけば、後日連絡をもらえることもあります。

その他の注意点

プリウスの中古車を購入する際に現金が十分になければローンを利用しますが、特別な理由がない限り銀行のカーローンを使った方が良いでしょう。

審査は厳しいですが、低金利なので返済の負担を抑えられ、名義も自分のものになるので車を自由に扱えます。

過去に金融関連のトラブルを起こしていると審査に通らないことがあるため、このようなときに自社ローンを検討します。

そもそも扱っていない中古車販売店もありますが、個人信用情報機関の記録を参照できないため、過去の問題が審査に影響しないのが特徴です。

ただし、支払う金額で見れば得ではないので注意が必要です。

金利が0%なのがメリットのように言われることがありますが、金融機関ではないので利息を取れないだけであり、代わりに高い手数料が発生します。

銀行のカーローンを利用できるのであれば、自社ローンを使う意味はありません。

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まとめ

今回はプリウスの中古車相場や中古車選びのポイントなどを中心にまとめてみました。

大人気であるだけに中古車市場にもたくさんのプリウスが出回っていますが、最先端のハイブリッドシステム搭載ということで修復歴のある車や水没車はできれば避けるのが無難ですよね。

じっくり調べて自分にあったプリウスを見つけてください!

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