高い人気を集めるトヨタ「プリウス」を中古買い取りしてもらう際の注意点などについて書いていこうと思います。
中古車でも高い人気を集めるプリウスですが、少しでも高く買い取ってもらうにはどのような点に注意しておくと良いのでしょうか。
気になるところですよね。
そもそもプリウスの魅力を知っていますか?
トヨタプリウスの幅広い世代への人気の理由
トヨタプリウスはハイブリッド車の先駆とも言える非常に歴史のある車種であり、その人気も高いのが特徴です。
現在4代目となるそのデザインもモデルチェンジごとに洗練されたものとなりました。
発売当初からプリウスを愛用している人に加えデザイン重視の若い世代もこの車種を選ぶことが多くなっており、幅広い世代に人気の高い車となっています。
従来はハイブリッド技術を採用した車であることを前面に押し出したデザインであったため、どうしても内装や居住空間が犠牲になっていた傾向がありました。
特にバッテリーは居住空間を圧迫する要因となっていました。
近年の技術の進歩により内装も外装も洗練されたものに進化しており、最先端の技術を取り入れた非常に快適な乗用車として広い世代に受け入れられるものとなっているのが人気の理由です。
「プリウス」人気の魅力って何?
プリウスの人気を支えているのは「圧倒的な高性能」と「新技術を取り入れた車」であるという評価。さらに「エコ」という新しい概念も加わっていることも理由に挙げられます。
そのため所有していること自体に誇りを持つことができる、人から羨ましがられたりする、といったステータス的価値が高い車だと言えるでしょう。
実用的でありステータスシンボルとしての満足感も得られる。このように多くのセールスポイントを持つプリウスを欲しがる人が一層多くなるというわけです。
燃費性能が良いことから、給油するたびにその特徴を実感する事も出来る。お金を払って給油しているにも関わらずその低燃費性能に満足するというオトクな価値もあるのかも知れません。
ハイブリッドというこれまでにない新技術を使っていることも、優越感やオトク感を感じられる理由に挙げられると言えます。
燃費の良さが抜群
プリウスの燃費の良さ。それは改めて言うまでもないでしょう。
カタログ燃費で37.2km/Lを実現。これはもう一般ユーザーの人気を集めるガソリン車の倍近い燃費性能といってもいいと思います。
もちろん、車には様々なカテゴリーと車種があるので燃費も一概に比べて評価できるわけでもありません。しかし燃費の良さという点では、このプリウスは全車種を見ても最上位に位置するということは間違いありません。
5人乗りの普通乗用車なのに軽自動車と比較しても遜色はないほどの燃費。これはプリウスの車重を考えるといかに凄いかということが分かりますよね。
燃費性能は車重に比例するというのがこれまでの車の常識でもあった。その概念をプリウスが良い意味で覆してしまったと言っても決して言い過ぎではありません。
動力を発生するエンジン自体が電気モーターに変わったわけですから、開発思想そのものから一新されているため当然従来の車と簡単に比べるわけにはいきません。それでも燃費の良さは抜群であるという事は確かです。
静音性が高いのがグッド!
乗っていてもとにかく静か、ということもプリウスの大きな特徴と言えるでしょう。
ガソリン車の宿命でもあったのですが、「エンジン音が大きい」ということはこれまで車にとって大きな問題点でもありました。でもプリウスはその問題をほぼ解決してしまったのです。
自動車は排気ガスなど公害とはどうしても無縁ではいられません。その公害の一つに「騒音公害」が挙げられるほどに従来の車は大きなエンジン音や走行音が出ていました。
ガソリンエンジンは空気を圧縮・爆発させてそのエネルギーを走行する動力にしているわけですから当然とも言えるのですが、大きなエンジン音がなくなり静かになったことは驚き以外の何物でもないでしょう。
もっとも、逆に静かすぎることが問題視されたこともあります。子供にとっては大きな車が音もなく近寄ってくるというのは危険性ではないかという議論もなされ、音を鳴らすなどの対策をした方が良いという意見も出るくらい静かなのです。
驚きの価格設定
プリウスの価格設定も、高い人気を獲得している理由のひとつ。
普通は、これまでにない新技術を採用していることを理由に「驚くほどの」価格設定にしてもいいはず。でもプリウスは高級車カテゴリーの入門モデルとほぼ同等の価格設定になっています。
一般ユーザーでもちょっと手を伸ばせば届く、というような絶妙な価格設定。エコやハイブリッドに関心が高い人であればちょっと頑張っても購入しようと決断できる位置にあります。
つまり、多くの人が購入できる間口の広い車になっているのがスゴイわけです。
プリウスの価格設定は同じカテゴリーに競合他社がいないときでもほぼ変わらないものでした。トヨタは「この価格帯で勝負する」ということを最初から決めていたのかもしれません。
価格設定の戦略が明確になっていたということも、プリウスが成功した一因であると言えるでしょう。
販売戦略の差別化
価格だけではなく販売戦略でも明確に差別化をしたということも、プリウスが成功を収めた要因と言えます。
「ハイブリッド車である」という強みをまず前面に押し出す。従来のガソリン車とは明確に違う車だ、ということを広告の時点で明確に打ち出していました。
「これからの車はこうなる」ということを最初の段階から戦略として見越していたわけです。
またプリウスは、従来のガソリン車にはほとんどなかった「エコ」という新たな価値観を生み出すことにも成功しました。プリウスに乗ると環境に優しい。プリウスに乗るのはエコ。というほどの価値観を創造することにも成功したのです。
プリウスを運転していることに誇りを感じられる、ステータス感も得られるといった優越感、満足感をユーザーに提供することにも成功を収めました。プリウスがそれだけの価値を持つというブランド価値を創り出すことにも成功し、他の車と明確に差別化することが出来たのです。
プリウスの中でもモデルによって人気の違いがある
プリウスの基本価格と人気カラー
プリウスを中古車として売ることは難しくはありません。とても人気がある車なので多くの中古車買取専門店が欲しがるからです。
だからこそ価格で簡単に妥協するのは禁物。プリウスで特に人気を集めるカラーは白と黒です。パールもその次くらいに人気があります。
3代目プリウスの買取り価格は30万円~120万円程度ですが、グレードや年式によっても大きく差がでます。
最新のプリウスなら200万円以上の価格がつくことも。もちろん年式が新しくても走行距離が伸びていたら買取り価格が下がることもあるので注意が必要です。
大切なのは複数の会社で査定を受けること。複数の会社で査定を受けた場合50万円以上も査定額が違うことがあります。インターネットの一括査定などを利用して必ず複数の会社に査定を依頼しましょう。
高値がつくオプション
組み込んだオプションや装備によっても買取り価格に差がつきます。
プリウス純正オプションのエアロやアルミホイールなどが装着されていると高額査定になる可能性大。
メーカーオプションの電動ムーンルーフなども買取り価格が高くなる装備です。
買い取りには主にふたつのルートがあります。ひとつはディーラーで下取りに出すという方法。もうひとつは中古車買取り専門店で査定・買取りしてもらう方法です。買取り価格は後者がより高くなる傾向です。
特に人気のオプションや装備がついている場合には中古車買取り専門店で査定してもらうことをおススメします。
また最近では「車買取りオークション」というサービスも始まっています。
一括査定よりも車買取りオークションのほうが高値がつくケースもあるので、あなどれません。
さまざまな方法を検討してみましょう。
高額査定のために必要な準備って何?
自分で直せる傷は直す
車の査定で一番厳しく見られるのが、車についている傷の具合です。
どこかにぶつけてしまったような大きな傷から、知らぬ間についてしまったかすり傷までさまざまな傷がチェックの対象に。
その傷が大きく査定額を落としてしまうことにもなりかねません。自分で修理できる傷は自分で直すことが得策です。
実際に傷の修理をしたことのない人は、本当に自分で直すことができるのかと疑問に思うこともあるかも知れません。
しかし、大きなへこみなどはともかく小さな傷に関しては自分で修理することができます。
オートバックスやイエローハットなどの自動車用品店などに行けば、様々な修理ツールを安く手に入れることができます。自分で直せば修理代も不要。車の査定額も上がるという一石二鳥なのです。
装備の動作をチェックする
次にチェックしておきたい部分は、車の装備。車の装備といっても組み込まれている装備は実に様々です。
まずチェックしたいのが、CDデッキやエアコン。現在ではほとんど全ての車に装着されているはずなので、共通で確認したいポイントです。
特にエアコンは暖房・冷房・送風ともにしっかりと作動するか確認しておいてください。
また車の基本的な動作部、例えばワイパーの作動やヘッドライトの点灯、サイドミラーや窓の開閉・カギの開閉は必ずチェックするようにしましょう。
その他にも車によっては、座席を温めるヒーター機能がついていたり、テレビやナビがついていたりします。
これらもある意味付属部分ですが、その機能を使ううえで支障がないか確認しておくと良いでしょう。
車内の匂いに注意する
車を買い取りしてもらう際に、傷や機能に関してはよく気付く方が多いですが、車内にしみこんだ臭いにまで気がまわる人は案外少ないもの。対策せず見落としてしまうことも多いです。
特にタバコを吸っている方は要注意です。気づかない間にタバコ臭が車内にしみついている可能性があるかも。
最近では中古車を買うユーザーが喫煙者であっても、非喫煙者同様に車内の臭いをまず気にする方が圧倒的に多いです。
そのため査定する側も臭いに関しては特に注意しており、しみこんだ臭いがキツイ車ほど査定額が下がってしまいます。
車内にしみこんだ臭いを除去するにはある程度時間と手間がかかります。しかし査定額を上げるためには消臭対策を普段からしっかりとしておくことが大切ですね。
付属品は保管しておく
プリウスを購入した際にも様々な付属品がついてきます。
プリウスの付属品にはどのようなものがあるかというとカーナビやETC、保証書、整備手帳、取扱書などがあります。
カーナビやETCに関しては普段使っていないユーザーはいるにしても、取り外しておくということはめったにないので「紛失してしまった」ということはほとんどないはずです。
しかし保証書や整備手帳、取扱書などに関しては車のダッシュボード以外のどこかに保管している場合もあるため、付属品一式を揃えずに査定に出してしまうということがあります。
付属品が全部揃っているから査定額がアップするかは微妙なところですが、逆に付属品が揃っていないと減額されてしまう可能性があります。そのため査定に出す際には付属品が全部揃っているか、きちんと確認したほうが良いでしょう。
「エクステリア」と「インテリア」のプラス要素と安全機能で査定がプラス
プリウスには様々なオプションが用意されています。これらのオプションを装着することで査定価格がアップしている例も少なくありません。
プリウスは広い年齢層に受け入れられていることから、「自分だけの一台」を作るイメージでほぼ全てのオプションをつける人も多く見られます。これらのオプションが装着されている車を中古車で求める人も多いことから、オプションを装着している方が査定価格が高まるケースもあるのです。
インテリアについても同様。サイドエアバッグのようなオプション設定の安全装備を装着しているものについては中古車市場でも人気です。査定価格にプラスされることが多いため、購入時にこれらのオプションを装着することで手放す場合の査定額が高くなることも十分ありえます。これらの可能性を踏まえて検討をしておくのも良いでしょう。
査定額が「高くなる特徴」と「低くなる特徴」
プリウスの買い取りを申し込んだ際に、査定額が高くなる理由や逆に低くなってしまう理由は多くあります。
例えば高くなる理由。人気車種であったり、世の中にあまり出回っていないレアな車だったりすれば自然と査定額は高くなります。
もちろん逆の場合には低くなってしまうことにもなります。しかしこれらの要因は市場の状況によって大きく変わることもあるため、確実に査定額を高くするためには「綺麗に使う」ということが重要です。
買い取られた車は中古車としてまた別のユーザーに購入されます。その誰かにとって「買いたい」と思ってもらえる状態にしておくのが理想ですよね。逆に購入意欲が湧かないような状態なら査定額も低くなります。
プリウスを査定に出す際には、普段から綺麗な乗り方を意識したり、傷や汚れがある場合はできる限り自分で修理しておくことで査定額アップにつながります。
高く売るための具体的方法
中古車相場は日々変化していくことに注意
長く乗ったプリウスを高く買い取ってもらうためのポイントはいくつかありますが、最初にお伝えしたいのは「中古車相場は日々変化していく」ということです。
株価のように値動きが大きく、日々刻々と価格変動があるため売却時期やタイミングを見極めることも重要です。
中古車相場の変動によって1週間前に査定してもらった価格と、現在の査定価格との間に大きな違いが出ることさえあります。査定で後悔しないようにするためにも中古車相場の動向に注意する。事前に情報収集をしてタイミングを見計らい、より良い条件でプリウスを売却しましょう。
大原則として時間の経過とともに中古車の価値も下がっていきます。なるべく早めに決断をするということも重要なポイントですね。
高値で売れる時期
一般的に、中古車が高値で売れる時期は決算期とボーナス期です。
3月の年末決算、9月の中間決算の時期は販売店が一番営業に力を入れるタイミングであり、車が売れやすい時期でもあるのです。
販売店側は売上げを増やそうと、値下げをして積極的に販売活動を行います。また8月・12月のボーナス時期にはサラリーマンなどの給与所得者がまとまったお金を手に入れるので車もよく売れます。
中古車を売るならこの時期か、それより少し前のタイミングを狙って査定に出すと良いでしょう。
ちなみに、買い取りに出すのを避けた方が良い時期は12月頃のようです。理由は年が切り替わり査定価格も落ちる直前なので「車をさばく」ことが優先されてしまうためです。
車は消耗品なので、売るならできるだけ早いほうがいいという意見もあります。
しかし、わずか数ヶ月で価値が大きく落ちるということは基本的にあまりありません。1~3ヶ月くらいはじっくり待ってみたほうがよいでしょう。
5年落ちのプリウスの買取価格相場
5年落ちのプリウスの買取価格相場をインターネットで調べてみると、だいたい30万円~120万円くらいであることがわかります。
もちろん、年式・グレード・走行距離などによって変わってくるので正確な買取価格を知るには査定に出すしかありません。
5年落ちのプリウスでも120万円程度で売れたという体験談もあります。
ディーラーの下取り金額と中古車買取り専門店の査定額を比較して、一番高く売れるお店で決めましょう。
プリウスから新型プリウスに乗り換える場合、ディーラーの下取りに出すという人が多いです。
しかし新型に乗り換える場合でも、ディーラーではなく買取り専門店で買い取ってもらったほうが高く売れるというケースがあります。
ディーラーも販売奨励金や下取り対策費などで上乗せを可能にする仕組みを用意しているので、実際に査定をしてもらってから比較するのが一番です。
10年落ちのプリウスの買い取り価格相場
10年落ちのプリウスはかなり価格が下がりますが、それでも一定の金額で売れる可能性があります。相場は30万円前後のようです。
しかし、状態の良い10年落ちのプリウスで100万円の査定額がついたという体験談もあるので、諦めずに複数の会社で査定をしてもらうことが大切です。
最近ではインターネット査定でもそれなりに正確な価格が出せるようになっています。
手間も時間もかからないインターネットの一括査定を利用して、できるだけ多くの会社から査定結果を出してもらいましょう。
10年落ちのプリウスの場合、古いからと諦めてしまって十分な比較をせずに契約をしてしまう人もいます。
査定結果の比較検討を怠ったばかりに数十万円の損をすることになる可能性もあるので、しっかりと検討することがおすすめです。
2014年以降のプリウスは値下がりの可能性あり
安定した人気を誇るプリウスですが、大きく値下がりすることもあります。車検のタイミングやモデルチェンジによって買い替えをする人が多いからです。
3つの年式がまとまって同じような値動きをする傾向にあり、2010年式、2011年式、2012年式のプリウスがいずれも2016年に大きく値下がりした例がありました。
そして現在注意しておかなければならないこととして、2014年式以降のプリウスが値下がりする可能性があるということがあります。
2014年式、2015年式、2016年式のプリウスはまだ車検を迎えていないので、現在のところ大きな値下がりは生じていません。
しかし2020年までに大きな値下がりが予測されますので、値動きを注意深くウォッチしていきましょう。
2代目・3代目は「Sツーリングセレクション」が人気
プリウスの中でも特に大きく変化した世代として2代目から登場した「Sツーリングセレクション」があります。
このグレードはハイブリッド車としてのプリウスの基本性能だけでなく、内装などにも凝ったデザインを採用しているのが特徴。シートの形状やステアリング周りなど高級感を演出するものとなり、2代目の中では最も販売台数の多かったグレードとなっています。
さらにそのグレードは3代目にも引き継がれており、ほとんど変わらない形状でありながら基本性能の向上も相まって3代目においても最も人気の高いグレードとなっていました。
Sツーリングセレクションは現在でも中古車市場で人気が高く、高値で取引される車種となっています。
Aグレードプレミアムは160万円前後で売れる
プリウスの中ではミドルクラスに位置するAグレードはシンプルな内装が特徴となっています。
Sグレードと比べると高級感にかけるイメージもありますが基本性能はほぼ同じ。
ハイブリッドのメリットを味わいたい人にとっては非常にオトクなグレードとなっているのが魅力です。
その中でも特に人気が高いのはAグレードプレミアムと呼ばれるもの。通常のAグレードに加えて様々な内装の充実を図っており、ワンランク上の快適さが味わえる作りとなっていることから人気が高いグレードとなっているものです。
このグレードには中古車においても状態の良いものが多いため市場の評価も高く、概ね160万円前後で取引される傾向もあるのでチェックしておくことが大切です。
Aシリーズも人気
Aシリーズはプリウスの中ではシンプルなグレードですが、非常に人気の高いグレードとなっています。
プリウスは全般的にどのグレードも人気が高くなっているのですが、比較的スポーティな性格を持ったSグレードに比べAシリーズはより快適さを追求したグレード。シンプルな内装の中に上品さを持たせるものが多いのが魅力となっています。
Aシリーズの中で最も人気が高いのはプレミアムグレードですが、その他のAシリーズについてもシンプルで上品な内装を好む人にとっては人気が高くなっており、市場では高値で取引されるものとなっています。
ハイブリッド車の良さを生かしゆったりと運転したい人にとっては非常に適したグレードとなっているのが特徴です。
カスタマイズは元に戻す
売却しようと考えているプリウス。新車で購入してから自分好みにカスタマイズしているという人も多いのではないでしょうか。
カスタマイズされた車は中古車市場では好まれないという傾向にあるため、カスタマイズは元に戻すということも大切です。
純正パーツが保管されている場合は出来る限り元に戻しましょう。
純正パーツを保管しているが元に戻す時間や費用に余裕が無いという場合は、売却する際にその旨をきちんと伝えておく必要があります。
プリウスは売却することを念頭に置いて購入されることが多い車種なので、カスタムは好まれません。またカスタマイズされたプリウスは査定価格が下がってしまう傾向にあります。
保守的なユーザーからのニーズが高い車種であるということも理解しておきましょう。
一括査定で見積もり
プリウス中古買い取りの方法としては「次の車を購入する際にディーラーで下取りしてしてもらう」「中古車買取のサービスを行っている業者に見積もりをしてもらい、査定価格を確認して売却する」「オンラインの一括査定で見積もりを依頼する」などのルートがあります。
その中でも手軽・簡単で効率的な方法といえば、オンラインの一括査定で見積もり依頼するという方法。
より良い条件でプリウスを売却するためにはなるべく多くの業者に見積もりを依頼して比較するということが重要なポイントとなりますが、それを実現させるためには膨大な手間や時間がかかってしまいます。
そこで役立つのが一括査定です。
好条件を引き出すことが出来る可能性も高くなりますし、面倒な手続きも不要なので物理的な負担も軽減されます。
一括査定後に「希望額」は言わない!また「即決はしない」
交渉によって売却金額は大きく変わることがありますので、プリウス中古を高く買い取りしてもらうための交渉術を身につけるということも大切です。
そこで重要になってくるのが、一括査定後に希望額は言わないということ。また即決はしない、ということです。
希望額を先に伝えてしまうと相手のペースで交渉が進み、相場よりも安い金額を提示されてしまう場合もあります。
希望額を言わずに車のアピールポイントを伝えたり他の業者の査定価格を引き合いに出したりして、即決せずに粘ることが重要です。
しかし粘り過ぎも禁物。しつこいクレーマーのような悪い印象を与えてしまう可能性もありますし、逆効果になるリスクもあるからです。
このような交渉術は、最後の一押しとして上手に活用するのが効果的です。
まとめ
高い人気を集めるトヨタ「プリウス」の中古買い取り時の注意点や、高額買い取りを狙うためのヒントなどについてまとめてみました。
付属品はすべて保管しておく、カスタマイズしたパーツは元に戻すなど、なるほどというヒントがたくさんあるんですね!
是非参考にしてください。